こだわり

「完熟いちご」へのこだわり

完熟いちご

 いちご「本来」のおいしさを「最大限」に引き出し、お客様に味わって頂く。私達が一番にこだわっているところです。

完熟の苺はほとんと市場には出回りません。苺がスーパーに並ぶまでには、収穫⇒農協へ出荷⇒農協から市場へ出荷⇒仲買が買付け⇒スーパーへ、という風に一般的にはこの流れになるので、収穫してから3,4日かかってしまうことがあります。そのため農家はどうしても完熟する前に収穫しないといけなくなります。苺の傷みを避けるためです。この理由から、一般消費者が食べる「さちのか」は糖度が乗りきってないものがほとんどです。

 完熟の「さちのか」を食べることが出来るのは生産者とその家族、もしくは、道の駅のような直売所で運良くそれを買えた人ということになります。苺のプロである生産者が口を揃えて美味しいと言うのがこの「さちのか」です。それはなぜかと言うと、生産者が食べているのは収穫漏れで出荷できなくなった完熟の苺ばかりだからです。ここに「さちのか」の味に対しての生産者と一般消費者とのギャップがあります。

  園村農園は、「インターネットでの販売」を中心に行うことで、ぎりぎりまで育てた苺を収穫し、生産地から直接「完熟のさちのか苺」を皆様にお届け致します。

「栽培方法」へのこだわり

3種類のだし

 3種のだしを基にした独自の旨味肥料を使用

当園の苺には食味向上を目的として「だし」から作った独自の旨味成分肥料を与えています。使用しているだしは、昆布、しいたけ、鰹節の3つになります。それぞれのだしには以下の旨味成分が含まれています。 

  • 昆布   → グルタミン酸
  • しいたけ → グアニル酸/li>
  • 鰹節   → イノシン酸

 そして、これら3つの旨味成分が共存すると、その相乗効果で旨味が飛躍的に強まるということが知られています。苺も糖度だけを上げてもただ甘ったるいだけの味になります。当園が目指している苺は甘いだけではない「美味しい」苺です。今まで色々試行錯誤してきた中で、この独自肥料を生み出すことが出来ました。この肥料を使う前と後では全く味が違います。当園の苺を食べて、是非この「旨味」を感じてみて下さい。

土耕栽培

 「土耕栽培」

いちご本来のおいしさを最大限に引き出すために、「土耕栽培」のこだわっています。作業性を考えると現在主流の高設栽培が良いのは分かっています。でも、高設栽培より土耕栽培の方が味が良いというのが近隣のイチゴ農家の間での通説です。実際食べ比べてみても確かに土耕栽培の方が味が良いと実感します。土耕栽培の方が根域に制限が無い分、イチゴがストレスを感じないためかと推測しますが、はっきりとしたことは分かりません。位置が低い分、体に負担がかかりますが、それでも美味しいイチゴをお届けするためこれからも土耕栽培を続けます。

「さちのか」品種へのこだわり

さちのか

  「さちのか」は西暦2000年に登録された比較的に古い品種になります。しかし、ビタミンCの含有量が高くて、農研機構から食味が「極めて良い」という評価を受ける苺です(※)。私達は、この「さちのか」という苺を是非多くの人に食べてもらいたいという強い想いがあります。

  なぜ、食べて欲しいかと言いますと、それは完熟したときの「さちのか」は抜群に美味しいからです。「さちのか」は完熟して糖度が乗ると味が大きく変わります。酸味がある品種なので、糖度が乗ると酸味が甘味を引き立てることによって、同じ糖度でも他の苺より甘く感じます。そして甘味が優勢になった時に初めて、“コク”が顔を出します。後を引く、もう一個たべたくなる後味のようなものです。実際、色々な苺を食べてきた中で、この「さちのか」が個人的には美味しい苺のナンバーワンです。

  ※ 農研機構による「さちのか」の評価